まだSNSだけでいいと思ってる?——地方に根強く残る“流行の誤解、閉じた考え”に向き合う。
先日、「ホームページは需要がないんじゃないか」、「Googleビジネスプロフィールだけで十分では」といった意見を耳しました。これがまさしく表面的に見てしまっている素人の考え方だと目の当たりにしました。
結論から言うと、信頼性・集客・ブランディングの観点から、ホームページは非常に重要です。
もちろん、いくつかのツールが有効であることは確かです。
ただ、それぞれには役割と限界があり、目的に応じて使い分けることが大切です。
Googleビジネスプロフィールは、営業時間・場所・口コミなど、来店情報を素早く届けるのに非常に便利です。
ただし、掲載できる情報の幅は限られており、デザインやブランドの世界観を深く伝える場所ではありません。
また、SNSはタイムリーな発信に優れ、認知やつながりを広げるには最適です。
しかし流れが速く、必要な情報が後から探しにくいという性質があります。
投稿は蓄積していけますが、体系立ててサービス内容を理解してもらうには向きません。
その点、ホームページは「情報を整理して体系的に伝える」ための場所です。
サービス内容、料金、実績、理念など、ブランドの核となる情報を“流れない形”で残せます。
検索から訪れるユーザーに対しても、信頼感のある入口として機能します。
SNSやGoogleビジネスプロフィールだけでは伝えきれない部分を補い、最終的な判断材料として重要な役割を果たします。
まとめると、
信頼性の担保:公式サイトは「本物」である証拠になります。
集客・営業ツール:検索エンジンや広告経由で潜在顧客にアプローチ可能。
ブランディング:会社や商品のイメージを自分で演出できます。
資産化:SNSは消えたり閉鎖されたりしますが、ホームページは会社資産として残ります。
長々と書きましたが、つまり、優劣ではなく「役割の違い」です。それぞれを適切に組み合わせることで、ユーザーとの接点が広がり、信頼の層も厚くなる。
monjuan designとしては、こうした特徴を踏まえた上で、クライアントに最適な形を提案していきたいと思っています。